第9回中津菊花賞 11月 3日・10中津4日目9R アラブ系オープン JRA所有者賞 2180m 晴・良 馬齢重量・B級馬1kg減 賞金 1着:80 2着:28 3着:10.4 4着:5.6(万円) 副賞 地方競馬全国協会会長賞 賞品…クリスタルカップ 着 枠馬 馬 名 斤 騎 手 性齢 調教師 タイム 着差 単 複 1 44ファインカップ 55 笠田 敏勝 牝7 中村 清 2.31.3 156 49 2 55フワノカイキョウ 56 有馬 澄男 牡9 清水 保男 2.31.7 2 9 7 3 66ワシュウタカハル 55△小田部 雪 牡7 辻 三郎 2.31.7 鼻 54 22 4 11ケリマコ 55 高山 伸一 牝5 小林 弘幸 2.32.8 5 11 9 5 33ニシケンセイホー 55 安東 章 牝6 高砂 哲二 2.33.2 2 48 23 6 88フィバーキング 56 櫻木 英喜 牡8 小林 弘幸 2.34.6 7 24 4 7 22サクセスダイドウ 54▲杉村 一樹 牡9 高田 豊治 2.35.1 21/2 7 4 8 77マツスズラン 53 石川 浩文 牝6 井上 直生 2.37.4 大差 5 2 単勝 4:\150 複勝 4:\100 5:\230 6:\130 枠連複 4−5:\2,420 枠連単 4→5:\2,920 投票総数 単勝 314票 複勝120票 枠連複 39,942票 枠連単 40,107票 枠番連勝複式的中票数 1,219票(8番人気) 枠番連勝単式的中票数 1,014票(10番人気) 売得金額 \8,048,300(昨年比146.9% (昨年売得金額\5,476,800)) ここ数日九州でも朝晩は冷え込みが厳しくなったが3日の日中は好天に恵まれ、 耶馬溪、英彦山、やまなみといった中津競馬の特別レース名でおなじみの行楽地 も紅葉の見頃ということで多くの人を集めた。そのおこぼれが回ってきたのか売 得金は対昨年同レース比146.9%を記録。もっとも開催がJRAと競合しない祝日 になったことと去年がちょっと売れてなさすぎだったということが原因でしょう けど。 昨年の覇者ファインカップが1番人気を集め夏のアラブ大賞典を2着し、前走 B級特別1着のワシュウタカハルが2番人気。スタートはいつものようにサクセ スダイドウがハナを奪うがニシケンセイホーが直後につけ2頭逃げの形。やや離 れてフィバーキング、ケリマコ、ワシュウタカハルが中団を形成し、ファインカ ップ、スワノカイキョウ、マツスズランが後方と馬群は3分割。1周目3コーナ ーあたりで先行2頭のペースが落ちゴール前では5頭ほぼ一団となりそこから5 馬身ほど離れて3頭の隊形。2コーナーから向正面にかけてワシュウタカハルが 仕掛けて上昇を開始し、またファインカップも先行馬群に取り付いて人気の2頭 が進出。3コーナーではまだサクセスダイドウが先頭を保ったが直後に併走のワ シュウタカハルとファインカップがそのまま4コーナーで先頭を奪うと直線へ。 直線に入るとファインカップは軽快に脚を伸ばすがワシュウタカハルは伸び今一 つ。後方からケリマコやフワノカイキョウもようやく上がってくるがこれは届き そうになしとファインカップの優勝が確定的になり焦点は2着争いへ。ケリマコ の伸びも今一つでワシュウタカハルが粘るかと思われたが人気薄のスワノカイキ ョウが伸びてきて前のワシュウタカハルをハナ差捕らえてゴールイン。 ファインカップは夏の大賞典を制したあと次開催の周防灘賞も制し、その後1 開催の休養をはさんでここへ出走。この相手では順当に勝ちを収めたといえるだ ろう。これで今年は重賞3勝目。スワノカイキョウは笠松からの移籍初戦の周防 灘賞を6着しこのレースが当地2走目で後方からの追込に徹して今回は正解。ワ シュウタカハルは早めに前を捕らえに行った分直線伸びず。大賞典では直線ファ インカップに並ぶ間もなくかわされ、今回も直線までは併走できたが相手がスパ ートをかけるとついていけず現状では重賞クラスでは最後の瞬発力で見劣るとい うことか。 ファインカップ 牝6 中津:中村 清 厩舎 馬主:宮瀬雅士 父:イチコウエンライ 母:イースタンカップ 母父:スカレー 58戦15勝 主な勝鞍:中津菊花賞(中津・96年、97年) アラブ新春賞(中津・97年) アラブ大賞典(中津・97年)