第9回中津王冠
  11月 9日・10中津6日目9R サラ系オープン 2180m 晴・良
  賞金 1着:100 2着:35  3着:13 4着:7(万円)
  副賞 全国公営競馬主催者協議会会長賞 賞品…花瓶

着 枠馬  馬  名   斤   騎 手  性齢  調教師  タイム  着差  単  複
1 77トモエムール   56 笠田 敏勝 牡6 中村 清  2.29.9        100  29
2 66ロングオリオン  54  有馬 澄男 牡9 高砂 哲二        6     19   5
3 33サンアカツキ   54▲杉村 一樹 牡9 矢野 久美          1/2   12   8
4 55ナリタウインザー 52△小田部 雪 セン7 辻  三郎          アタマ   30  10
5 89カシワズペガサス 54  安東 章  牡8 中村 清           ハナ    10   3
6 88バンブーグストル 54  高山 伸一 牡8 清水 保男                 6   4
7 44スルーザタイガー 56  石川 浩文 牡9 矢野 久美                4   2
8 22メイショウクロシオ56  尾林 幸彦 牡8 中尾 則行                4   5
9 11プライムオブライフ56  下田 雅晴 牡6 高砂 哲二               3   2
  (6着以下は目視)

  単勝 7:\140  複勝 7:\100 6:\210 3:\160
  枠連複 6−7:\450 枠連単 7→6:\630
  投票総数 単勝 188票 複勝 68票 枠連複 30,167票 枠連単 29,350票
  枠番連勝複式的中票数  5,014票(3番人気)
  枠番連勝単式的中票数  3,476票(3番人気)
  売得金額  \5,977,300

 雲1つ無い秋晴れのもと行われた今年の中津王冠。最内からプライムオブライフ
が進出するもナリタウインザーも内に切れ込んで2頭の先行争いの様相もプライム
オブライフの逃げで折り合い人気のトモエムールは2頭の後ろにつける。1周目は
大した動きもなしに先頭プライムオブライフの直後にナリタウインザー、トモエム
ール、メイショウクロシオ、スルーザタイガー・ロングオリオン・カシワズペガサ
ス・バンブーグストル・サンアカツキらの後方馬群がそれぞれ1・2馬身の差を取
りながら進む縦長の展開となりゴール前を通過。2コーナーではプライムオブライ
フがやや脱落開始とともにトモエムールとサンアカツキの人気2頭が動き出し向正
面ではトモエムールがナリタウインザーに並びかけサンアカツキは中団まで上昇。

 3コーナーでトモエムールが外からナリタウインザーを交わして先頭に立つとあ
とは全く危なげなしにリードを広げて6馬身差の快勝。2着争いは大混戦となり粘
りこみを図るナリタウインザーを交わしてロングオリオン、外からサンアカツキや
カシワズペガサスが襲いかかり横1線の争いになるが早めに抜け出したロングオリ
オンが2着。

 トモエムールは休養明け後ようやくの勝利を重賞で飾ったがブラックトルネード
は回避、中津記念馬シンボリミサキは前日の八面山賞(AB級)に回り、他の出走馬
は前開催で荒尾交流除外組のオータムカップ(AB級)やB級平場、C級特別からの
出走でメンバーが大幅に弱化し勝って当然のメンバー構成で楽勝も当然。ロングオ
リオンはいつのまにかC級にまで降格して前走は特別勝ちでようやく復調の兆しか。
サンアカツキは前走のオータムカップで転入初勝利を飾ったが今回は追い込んで届
かず。佐賀時代の成績から考えるとやはり衰えが見えてきたか。

 昨年のこの時期に結果のアップをサボっていたツケが今頃回ってきて(笑)昨年
のこのレースの売得金額がわからなかったのだがソルトシェーカーの勝った年の売
得金が950万あったのに比べるとかなりの落ち込みを見せているのが気になると
ころだが・・・

 トモエムール     牡6 
  調教師:中村 清 (中津) 馬主:土肥俊彦 生産者:浦河土肥牧場
  父:ラシアンボンド 母:レデイモアー 母父:バツクストッパー
    39戦20勝 主な勝鞍:中津記念(96年・中津)
              荒尾中津交流(96年・荒尾)
              中津大賞典(97年・中津)
              中津王冠(96、97年・中津)


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