第4回肥後菊賞
56kg、牝馬1kg減

11月15日12回荒尾6日目9R・サラ系4歳オープン・2000m・晴・良

コースレコード:2.12.4(ライデンスキー 牧野 考光 H10・10/11)

賞金(万円)
1着:170 2着:68 3着:34 4着:22.1 5着:11.9
副賞
全国公営競馬主催者協議会会長賞 (馬主)
荒尾商工会議所会頭賞 (馬主・調教師・騎手・厩務員)
荒尾競馬組合管理者賞 (馬主・調教師・騎手・厩務員)


枠順
枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 前走 総成績
ナントウローザ 牝4 55 吉田 隆二 崎谷 彦司 パールライス特別 3着 6・2・1・6
パノラマジェント 牡4 56 田中 隆仁 大久保眞二 C級 1着 4・0・1・9
ショコラビーナス 牝4 55 橋本幸次郎 工藤 榮一 肥後菊賞TR 1着 4・0・0・7
ゴーイングミニー 牝4 55 西村 栄喜 平山 良一 肥後菊賞TR 5着 4・1・0・22
オーアソシルバー せん4 56 川口 道助 吉村 務  パールライス特別 2着 4・1・2・6
ナントウエタニティ せん4 56 吉田 隆三 崎谷 彦司 肥後菊賞TR 3着 1・5・3・7
マツノアマゾン 牡4 56 古泉 悟  畑田 修治 肥後菊賞TR 2着 6・7・2・14
パノラマリイフォー 牡4 56 吉井 浩和 工藤 榮一 肥後菊賞TR 4着 3・4・1・6
カノヤホマレオ 牡4 56 牧野 考光 幣旗 吉治 パールライス特別 4着 3・0・1・10

 荒尾の今年のサラ4歳戦線を一言で言うなら”混迷”。

 3歳王者マツノアマゾンは能力上位は示しつつも荒尾ダービー2着、中央交流シーサイドC3着と重特戦線では今一歩の成績。ダービー馬レインボーブレイズはJRAに転出し、シーサイドC馬ニホンピロスターも近開催休養。一貫して九州産馬限定競走路線を歩んだたんぽぽ賞(佐賀)馬シンセイマークはパールライス特別で初めて4歳戦線に登場し快勝したがこの競走は熱発のため直前回避。

 肥後菊賞は過去3回春の実績馬が優位だったが、在来馬に核となる馬が現れないうちに替わって浮上してきたのが岩手→JRAを経て荒尾転入後は3戦して3戦とも逃げきり勝ちのショコラビーナス、母は花吹雪賞(H2・佐賀)馬カンキョウトントン。在来馬の最有力のマツノアマゾンを前走のトライアルで下しており、距離さえこなせれば優勝への最短距離。

肥後菊賞トライアル

ミルクカップ(肥後菊賞トライアル)



結果
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主 タイム 着差 単勝 複勝
ショコラビーナス 牝4 55 橋本幸次郎 工藤 榮一 栗本 良明 2.14.5 -- 340 71
オーアソシルバー せん4 56 川口 道助 吉村 務  村山 義雄 . . 11/2 56 19
ナントウエタニティ せん4 56 吉田 隆三 崎谷 彦司 馬場 喜己 . . 20 9
ナントウローザ 牝4 55 吉田 隆二 崎谷 彦司 馬場 喜己 . . 60 61
マツノアマゾン 牡4 56 古泉 悟  畑田 修治 石井 宣征 . . 1/2 238 54
パノラマリイフォー 牡4 56 吉井 浩和 工藤 榮一 平井 裕  . .   83 48
ゴーイングミニー 牝4 55 西村 栄喜 平山 良一 高橋 進  . .   21 22
パノラマジェット 牡4 56 田中 隆仁 大久保眞二 栗本 八江 . .   25 8
カノヤホマレオ 牝4 56 牧野 考光 幣旗 吉治 神田アヤ子 . .   22 11


コーナー通過順
1コーナー
2コーナー
3コーナー
4コーナー


  単勝 複勝 枠連複
配当金 3番:190円 3番:150円 5番:340円 6番:640円 3−5:1120円
投票総数 865 303 160090
的中総数 340 71 19 9 10618
人気順 1番人気 1番人気 6番人気 8番人気 6番人気
売得金
本年 1,6125,800円
昨年
対昨年比


 11月とは思えない陽気に恵まれた荒尾競馬場。スタート直後にショコラビーナスが先頭に立ち、ナントウエタニティ、ナントウローザ、パノラマリィフォーがその後につけるが、最初のゴール前通過は前の2頭が若干後を引き離し、この時点でのマツノアマゾンは後方馬群の7・8番手。

 1コーナーから向正面にかけ先頭から中団以下への間隔が狭まりマツノアマゾンが除々に後方から上昇し、逃げるアグネスショコラにナントウエタニティ、ナントウローザ、パノラマリイフォーのすぐ後ろの5番手に進出。一端は後続との差が無くなったかにみえたアグネスショコラだが3コーナーで再び突き放すにかかり、直線入口では1頭抜け出した状態となる。2着争いは4コーナーまでのナントウローザとナントウエタニティの争いを外からオーアソライデンが捲りきり、アグネスショコラを追いに行くがリードを脅かすまでは至らず。マツノアマゾンは最後の3着争いにようやく参加してくるがそれも届かず5着まで。

 勝ったショコラビーナスは岩手でJRA認定競走を勝ったあとJRA移籍し7戦0勝。その後荒尾に転入し、このレースで4戦4勝となった。JRAでの7戦は500万下で最高7着だったが、夏に荒尾で行われたシーサイドC(荒尾4歳C級以下選抜・JRA4歳未勝利、マツノアマゾン3着)との比較ではこのメンバー相手では格上だったか。


ショコラビーナス 父:パークリージェント 父父:Vice Regent 調教師 工藤 榮一(荒尾)
父母:Miss Attractive 馬主 栗本 良明
母:カンキヨウトントン 母父:ハイセイコー 生産者  
母母: 成績 12戦5勝
主な勝鞍
 肥後菊賞(98年荒尾)


荒尾競馬トップページへ戻る

トップページへ戻る