第4回中津・荒尾交流
アラブグランプリ

56kg・牝馬2kg減

10月4日9回中津4日目9R・アラブ系オープン・JRA所有者賞・2180m・晴・良
コースレコード:2.22.0(ホクトグレース 有馬 澄男 S62・03/15)
レース参考タイム:2.28.7(エイコーホマレ 高山 伸一 H08・06/16)

賞金(万円)
1着:110 2着:33 3着:14.3 4着:11 5着:7.7
副賞
地方競馬全国協会会長賞
荒尾競馬組合管理者賞
中津競馬組合管理者賞
大分県馬主会会長賞


枠順
枠番 馬番 馬名 斤量 騎手 調教師 馬主 全・当地成績 前2走成績
性齢 母の父 月日 レース名 着順
オスズリキオー
(荒尾)
56 古泉 悟  幣旗 吉治 仕田 幸雄         07/20 ユートピア特設 7着
牡6 リキハイ ラツキーストーム   08/16 ユートピア特設 8着
オスズイチリキ
(荒尾)
56 橋本幸次郎 宇都宮徳一 仕田 幸雄         07/05 江津湖SC 1着
牡6 リキハイ スワローリン マイスワロー 08/16 ユートピア特設 1着
サクセスダイドウ
(中津)
54 ▲森田 直哉 高田 豊治 佐藤 敏郎         08/14 アラブ大賞典 7着
牡10 スマノダイドウ ヤソダラ           09/13 周防灘賞 7着
ツキノコルドバ
(中津)
56 有馬 澄男 鋤田 嵩  江口雄一郎         08/14 アラブ大賞典 1着
牡6 スマノダイドウ タカラブルー           09/13 周防灘賞 2着
ケリマコ
(中津)
54 高山 伸一 小林 弘幸 中嶋 薫          08/14 アラブ大賞典 2着
牝6 アサリユウセンプー ノーザリーピツト           09/13 周防灘賞 4着
サンキンホマレ
(中津)
56 石川 浩文 矢野 久美 伊藤 正男         08/14 アラブ大賞典 8着
牡8 ガマエルシド サカエミユキ           09/13 周防灘賞 5着
イガノラヴィー
(荒尾)
56 高田 大輔 福島 幸広 五十嵐政則 42 08/16 ユートピア特設 4着
牡7 ローゼンガバナー アイランドロザリオ キタノトウザイ 08/30 ひばりC 3着
ワシュウタカハル
(中津)
55 △小田部 雪 辻  三郎 河越 武治         08/14 アラブ大賞典 3着
牡8 ビクトリートウザイ ワシユウミドリ ミクニノホマレ         09/13 周防灘賞 3着
シビノホマレ
(荒尾)
54 西村 栄喜 福島 幸広 林田 三男 17 13 10 08/16 ユートピア特設 2着
牡7 ハクバフアースト コマヨシクイン アリラバツト 08/30 ひばりC 1着


 恒例の中津・荒尾の交流戦は今回は中津競馬場を舞台にアラブオープンの戦い。

 今回荒尾勢はオスズイチリキとシビノホマレの2強が参戦。対する中津勢は夏のアラブ大賞典上位組が揃って出走。

 オスズイチリキは3月の西日本地区招待アラブ大賞典(佐賀)に荒尾代表として出走。ここでは5着に敗れたものの地元に戻れば5月のアラブ大賞典を逃げきり勝ち、7月の江津湖スプリントCをレコード勝ちと好調。昨年荒尾で行われた中津交流戦に続いて交流2連覇は濃厚か。シビノホマレは前々走はオスズイチリキの2着に敗れたもののそのオスズイチリキが不在の前走ひばりカップでは楽々と2着に12馬身を付ける快勝ぶり。

 中津勢は前開催の周防灘賞勝馬ニシケンセイホーを欠くメンバーとなり、アラブ大賞典馬ツキノコルドバに期待がかかるところで荒尾の2強の1角を崩せるか。



結果
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主 タイム 着差 単勝 複勝
シビノホマレ
(荒尾)
牝7 54 西村 栄喜 福島 幸広 林田 三男 2.27.6 -- 14 16
ツキノコルドバ
(中津)
牡6 56 有馬 澄男 鋤田 嵩  江口雄一郎 2.27.7 1/2 21 21
イガノラヴィー
(荒尾)
牡7 56 高田 大輔 矢野 久美 五十嵐政則 2.29.1 7 36
ワシュウタカハル
(中津)
牡8 55 △小田部 雪 辻  三郎 河越 武治 2.29.1 10 8
オスズイチリキ
(荒尾)
牡6 56 橋本幸次郎 宇都宮徳一 仕田 幸雄 2.29.5 68 174
ケリマコ
(中津)
牝6 54 高山 伸一 小林 弘幸 中嶋 薫  2.29.7 9 6
サンキンホマレ
(中津)
牡8 56 石川 浩文 矢野 久美 伊藤 正男 2.32.0 大差 5 7
サクセスダイドウ
(中津)
牡10 54 ▲森田 直哉 高田 豊治 佐藤 敏郎 2.32.2 4 1
取消 オスズリキオー
(荒尾)
牡6 56 古泉 悟  幣旗 吉治 仕田 幸雄 出走取消 -- --
【出走取消】1号馬オスズリキオー号は疾病のため出走取消

コーナー通過順
発走後3、、4、8、6、7、5、2
2コーナー3、8、、4、6、5、7、2
向正面3、8、、4、6、5、7、2
3コーナー3、8、、4、6、5、2、7
1G前3、8、、4、6、5、2、7
2コーナー3、8、、4、5、6、2、7
向正面8、3、、4、5、2、6、7
3コーナー4、8、、5、7、2、3、6
※通過順は全て目視

  単勝 複勝 枠連複 枠連単
配当金 9番:730円 9番:380円 4番:310円 7番:210円 4−8:740円 8→4:1200円
投票総数 138 269 22958 45058
的中総数 14 16 21 36 2294 2782
人気順 3番人気 4番人気 3番人気 2番人気 3番人気 5番人気

売得金
本年 6,842,300円
昨年 9,582,300円
対前回比 71.4%
※比較対照はアラブ競走時の第2回中津荒尾交流(H8)


 さわやかな秋晴れに恵まれた中津競馬場。秋の九州重賞シーズン第1段となる中津荒尾交流アラブグランプリは中津5頭・荒尾4頭の争いから荒尾・オスズリキオーが疾病のため出走取消となり計8頭での争いとなった。

 オスズイチリキが戦績から圧倒的1番人気を集めたがそのオスズイチリキがスタートで躓き最後方からの競馬。ハナを切ったのは予想通りサクセスダイドウで好位にワシュウタカハル、シビノホマレの8枠2頭。中団にツキノコルドバとサンキンホマレがつけ後方からケリマコ、イガノラヴィー、スタート振りのオスズイチリキの隊列だが先頭から最後方までそれ程差の無い詰まった隊列。

 1周目直線でツキノコルドバがやや前に出て好位の2頭に接近、オスズイチリキはわずかに位置を上げたもののまだ最後方集団。向正面で逃げたサクセスダイドウが失速。替わってワシュウタカハルが先頭に出てこのあたりでようやくオスズイチリキが位置取りを上昇。3コーナーでツキノコルドバが先頭に立ってその後ろに8枠2頭。さらに後ろにケリマコ、サンキンホマレ、オスズイチリキで4コーナーへ。

 直線に入り先頭はツキノコルドバだが外からシビノホマレが馬体を併せてきてこの2頭が抜け出して優勝争いとなったが余力のあるシビノホマレが差し切る。オスズイチリキは伸びずに5着止まり。

 オスズイチリキはスタートの不利が全てで、今回は無理をしなかったか。オスズイチリキが自滅の格好ならシビノホマレの勝ちは当然とも言えツキノコルドバも中津勢の面目を保った。

 なお前日は荒尾騎手招待があり他のレースにも荒尾騎手の騎乗があったが日曜は他レースの荒尾騎手騎乗は無し。もっともメインレースを除いてはほとんどのレースが6頭立ての番組となりこの頭数不足では騎乗確保も難しいか。

 さらに翌5日は盛岡で荒尾騎手招待が行われるため荒尾の騎手が分散。オスズリキオーの主戦牧野騎手、オスズイチリキの主戦田中騎手が共に盛岡遠征となったため乗り替わりとなったがあるいはこのあたりにオスズイチリキのスタート失敗の一因があったか。できれば3主催者が日程を調整して欲しかったが。

 それにしても中津と荒尾の交流戦も今年で4年目。交流戦の週はもう一方の競馬場は非開催日としているがもうそろそろ開催場の場外発売を行ってはどうだろうか?ここへきてようやく九州でも他場場外発売が始まろうとしているが、普段全く交流の無い地域の発売よりも成功する確率は高いと思うのだが。

アラブGP
勝馬シビノホマレ




シビノホマレ
 92年04月16日生:栗毛
 血量25.34%
父:ハクバフアースト 父父:スマノダイドウ 調教師 福島 幸広(荒尾)
父母:ナルビユー 馬主 林田 三男
母:コマヨシクイン 母父:アリラバツト 生産者 松田 雅俊(北海道三石町)
母母:サラ系・ソブリンサカエ 成績 47戦18勝
主な勝鞍
 ひばりカップ(98年荒尾・準重賞)
 中津荒尾交流アラブグランプリ(98年中津)



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