西スポ杯第19回大天山賞
資格指定要綱に基づく別定重量

3月21日23回佐賀5日目9R・サラ系A級(1500万以上)・2500m・曇・不良

レースレコード:2.42.9(ヘリオスオウジャ 吉原 正和 S56・01/25)
コースレコード:2.42.1(シルクラディガ 山下 清  S56・06/21)

賞金(万円)
1着:500 2着:175 3着:100 4着:60 5着:40 着外:15
入着附加賞 調教師・騎手・厩務員(千円)
1着:10 2着:7 3着:4
副賞
西日本スポーツ新聞社長賞
佐賀県知事賞
宮崎県馬事畜産振興協議会会長賞
全国公営競馬専門紙協会会長賞


枠順
枠番 馬番 馬名 血統 性齢 斤量 騎手 調教師 前走 総成績
ボーイフレンド
(A2)
父:ラツキーソブリン
母:ニツトウカラード
牡5 54 大垣 敏夫 山田 勇  筑紫野賞 1着 10・7・2・10
アタゴホープ
(A2)
父:セントシーザー
母:アメリカンスーパー
牡6 56 北村 欣也 山田 勇  天山賞 2着 19・2・1・1
スターアタック
(A1)
父:アジュディケーティング
母:ゴールデンリリー
牡7 53 ☆亀井 洋司 飯島美智雄 天山賞 7着 3・5・2・19
エアジャスティス
(A1)
父:サンデーサイレンス
母:メルドスポート
牡8 56 山下 貴光 大島 静夫 天山賞 5着 4・4・1・30
バーニングブラッド
(A1)
父:キャロルハウス
母:マリリンモモコ
せん8 57 吉田 順治 東  美義 天山賞 4着 4・3・6・23
ミヨノダイハード
(A1)
父:ゴライタス
母:シマノフレイヤー
牡7 55 △岡元 隆太 九日 俊光 天山賞 3着 8・3・6・24
サンライトゴーラン
(A2)
父:アイシーグルーム
母:ケイワンアデラ
牡7 54 真島 元徳 山田 義人 天山賞 6着 17・5・3・26
ケイウンベスト
(A1)
父:セントシーザー
母:ミヤシロオーバン
牡8 58 鮫島 克也 鮫島 勉  天山賞 1着 18・6・4・16
タマノコウキ
(A2)
父:パレスダンサー
母:オーシヨウレデイ
牡5 54 中川 竜馬 的場 信弘 天山賞 1着 8・2・3・13
10 スキーワールド
(A1)
父:Alysheba
母:Sky Goggle
牡7 56 権藤 学  川田 利美 天山賞 5着 3・4・3・4
11 カシノラシアン
(A2)
父:ラシアンボンド
母:レズアーホープ
牡5 52 ▲永尾 正則 山田 勇  天山賞 8着 13・4・3・50


結果
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主 タイム 着差 単勝 複勝
ケイウンベスト 牡8 58 鮫島 克也 鮫島 勉  鋤元 節夫 2.48.3 -- 320 153
10 タマノコウキ 牡5 54 中川 竜馬 的場 信弘 松岡 正二 2.48.4 1/2 263 100
バーニングブラッド せん7 57 吉田 順治 東  美義 平田 一雄 2.49.0 24 41
ミヨノダイハード 牡7 55 △岡元 隆太 九日 俊光 安東 重徳 2.49.3 11/2 54 73
アタゴホープ 牡6 54 北村 欣也 山田 勇  (有)あたごホース 2.49.6 11/2 191 92
11 カシノラシアン 牡8 52 ▲永尾 正則 山田 勇  柏木 務  2.50.2 7 10
スターアタック 牡7 53 ☆亀井 洋司 飯島美智雄 川添 利夫 2.52.2 大差 16 11
サンライトゴーラン 牡7 54 真島 正徳 山田 義人 元吉 道雄 2.52.4 54 26
エアジャスティス 牡8 56 山口 勲  大島 静夫 池田 貞次 2.52.9 21/2 13 13
10 10 スキーワールド 牡7 56 権藤 学  川田 利美 平田 一雄 2.57.3 大差 30 29
11 ボーイフレンド 牡5 54 大垣 敏夫 山田 勇  曾我 雅  3.03.1 大差 44 41
【制裁】9号馬タマノコウキ号の中川竜馬騎手は、2周目3コーナーにおいて進路選定の判断を誤ったことについて戒告


コーナー通過順
1コーナー 2,10,1,9,3,,5,6,4,11,7
2コーナー 2,10,1,,3,9,5,6,4,11,7
3コーナー ,5.2.9.6,3,10,11,4,7,1
4コーナー ,2.9.5.6,11,3,4,7,10,1


  単勝 複勝 枠連複 枠連単
配当金 8番:240円 8番:130円 9番:150円 5番:260円 7−7:390円 7→7:370円
投票総数 1016 589 151166 230361
的中総数 320 153 100 44 29046 46649
人気順 1番人気 1番人気 2番人気 5番人気 2番人気 1番人気


売得金
本年 38,312,200円
昨年
対昨年比 ----%


 予想どうりボーイフレンドが先頭を奪ったものの単独の先頭とはならずスキーワールド、スターアタック、アタゴホープらが先行集団となり、数馬身置いてケイウンベストとタマノコウキが中団。1〜2コーナーにかけてスターアタックとアタゴホープはやや離れたが依然ボーイフレンドとスキーワールドが併走。向正面に入ってこの2頭の争いにアタゴホープも加わっての3頭雁行で後続を離す。

 ゴール前通過時にアタゴホープが先頭を奪うとボーイフレンドは3番手後退で以後は失速。ケイウンベストとタマノコウキは依然中団につけ2コーナーで先行2頭と後続が10馬身は離れようかという体勢になるも向正面に入って先行2頭もペースダウン。これをみてケイウンベストが一気に前との差を詰めにかかり連れてタマノコウキとバーニングブラッドも追走。3コーナーではケイウンベストが早くも先頭に立ち、タマノコウキは必死の追走でアタゴホープはバーニングブラッドと3番手争いに後退。

 直線に入ってもケイウンベストが先頭でタマノコウキは必死に追いすがるが差を詰めるにはいたらずケイウンベストが2度目の大天山賞制覇。タマノコウキは結局1/2差の2着。アタゴホープは直線で二の脚を見せ一端は3番手を確保するかに思われたが結局脚が止まり最後にミヨノダイハードにも交わされ5着。なお今回が大垣騎手重賞最後の騎乗となるボーイフレンドは最下位に終わった。


 ケイウンベストは今回58kgでタマノコウキ・アタゴホープに4kg与えてのレースとなったが、最後も余裕があり着差以上の完勝。これまで常に”2番手評価の位置”に居た馬だったが、キングオブザロード・マツノカラーが休養に入った(マツノカラーは結局そのまま高知転出)状況での昨秋のサラGPを暫定王者として順調に制した後は場外記念で不覚を取ったものの着実に地位を固め、今回は王者の立場でタマノコウキやアタゴホープを下し名実ともにサラの大将格となったといえよう。タマノコウキは4歳時の場外天山に続いて古馬重賞2着だが今回の内容ならじきにチャンスも巡ってくるだろう。アタゴホープは初距離の上にハイペースを引っ張って自滅の格好だが、直線に入ってもある程度持ちこたえており適距離なら期待がもてるだろう(とはいえその”適距離”の競走は佐賀にはなかなか無いような気もするが)。


ケイウンベスト
 92年4月25日生:鹿毛
父:セントシーザー 父父:モバリッズ 調教師 鮫島 勉 (佐賀)
父母:ワイエスパンジー 馬主 鋤元 節夫
母:ミヤシロオーバン 母父:アスワン 生産者 中川 哲也(北海道門別町)
母母:タニノオーバン 成績 63戦19勝
主な勝鞍
 大天山賞(99年佐賀)
 サラブレッドグランプリ(98年佐賀)
 大天山賞(97年佐賀)


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