農林水産大臣賞典第４１回栄城賞
５６kg、牝馬１kg減

６月20日４回佐賀６日目９Ｒ・サラ系４歳オープン・2000m・晴・稍

コースレコード：2.10.0（コンメンダトーレ　田島　信行　H10･07/05）
レースレコード：2.07.4（ケイワスタン　大垣　敏夫　S56･05/31）

賞金（万円）
１着：５００	２着：１７５	３着：１００	４着：６０	５着：４０	着外：１５
入着附加賞　調教師・騎手・厩務員（千円）
１着：10		２着：7		３着：4
副賞
農林水産大臣賞
全国公営競馬主催者協議会会長賞
佐賀県競馬組合管理者賞
佐賀県馬主会会長賞（金盃）

枠順
（NAR公式ＨＰ掲載枠順）

枠	馬	馬名	血統	性齢	斤量	騎手	調教師	前走		総成績
１	１	アイビーコウキ	父：エブロス 母：ワバーン	牡４	５６	三小田幸人	大島　静夫	Ｃ１	１着	３･４･１･３
２	２	ヒカリタイタン	父：ツータイミング 母：ビヨンザリーフ	牡４	５６	長田　進仁	下田　泰広	Ｃ１	１着	７･１･０･０
３	３	(Ｊ)キャロルライデン	父：ワカオライデン 母：キヤロルトウシヨウ	牝４	５５	川野　幸治	古賀　光範	鯱の門特別	１着	３･３･１･７
４	４	ビゼンカガヤキ	父：ビゼンニシキ 母：デイープスノウ	牡４	５６	吉田　順治	山田　勇	Ｃ１	４着	４･３･１･９
５	５	タエスキー	父：フレンチグローリー 母：シンスキー	牝４	５５	鶴田　知久	岩本　正清	鯱の門特別	４着	３･３･０･10
６	６	ユウキシャトル	父：モガミ 母：ランドハッスル	牡４	５６	吉原　正和	河津　徳幸	Ｃ１	10着	５･２･０･７
７	７	(Ｊ)オリオンザゲラン	父：プルラリズム 母：（サラ系）テルノタイガ	牡４	５６	山口　勲	西岡　龍三	Ｃ１選抜	５着	１･５･２･９
	８	(Ｊ)シゲノキューティ	父：ラシアンボンド 母：チヨウカイダンサー	牝４	５５	真島　正徳	真島　元徳	Ｂ２	１着	８･０･０･１
８	９	(Ｊ)ヤスノインディアン	父：ダイヤモンドショール 母：ヒカリハード	牡４	５６	下條　知之	津野　正浬	鯱の門特別	５着	２･３･０･５
	10	マツノテンカオー	父：スマコバクリーク 母：カシマレデー	牡４	５６	鮫島　克也	山田　勇	九千部賞	２着	４･３･０･３

(Ｊ)はJRA認定競走勝馬


結果

着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	調教師	馬主	タイム	着差	単勝	複勝
１	７	８	シゲノキューティ	牝４	５５	真島　正徳	真島　元徳	池上　壽	2.12.9	--	924	539
２	８	10	マツノテンカオー	牡４	５６	鮫島　克也	山田　勇	廣松　金次	2.13.6	４	283	126
３	３	３	キャロルライデン	牝４	５５	川野　幸治	古賀　光範	吉竹　洋一	2.15.0	７	68	39
４	２	２	ヒカリタイタン	牡４	５６	長田　進仁	下田　泰広	下川　定光	2.15.5	２1/2	234	144
５	７	７	オリオンザゲラン	牡４	５６	山口　勲	西岡　龍三	日浦　桂子	2.15.6	1/2	22	22
６	６	６	ユウキシャトル	牡４	５６	吉原　正和	河津　徳幸	佐々木孝之	2.16.7	６	15	55
７	４	４	ビゼンカガヤキ	牡４	５６	吉田　順治	山田　勇	福田　輝光	2.16.9	１	5	31
８	８	９	ヤスノインディアン	牡４	５６	下條　知之	津野　正浬	廣松　重久	2.17.1	3/4	21	19
９	５	５	タエスキー	牝４	５５	鶴田　知久	岩本　正清	水町　四郎	2.17.1	頭	4	13
10	１	１	アイビーコウキ	牡４	５６	三小田幸人	大島　静夫	廣松　重信	2.20.8	大差	23	31
【制裁】１号馬アイビーコウキ号は、発走調教再検査。

コーナー通過順
１コーナー	１，２，９，４，８，10，５，３，６，７
２コーナー	１，２，９，４，８，10，５，３，６，７
３コーナー	２，８，４，10，９，５，３，７，６，１
４コーナー	８，２，10，３，４，９，７，６，５，１

	単勝	複勝			枠連複	枠連単	馬連複
配当金	８番：130円	８番：100円	10番：140円	３番：280円	７−８：220円	７−８：290円	07−10：250円
投票総数	1554	1019			124241	234772	86958
的中総数	924	539	126	39	42642	61493	26615
人気順	１番人気	１番人気	３番人気	５番人気	１番人気	１番人気	１番人気

売得金
本年	44,854,400円
昨年	41,763,900円
対昨年比	107.4%

　空梅雨気味とはいえ梅雨の最中とは思えない程の好天に恵まれた佐賀競馬場。第４１回栄城賞は９戦８勝（重賞３勝）で次走旭川のグランシャリオＣ出走を表明しているシゲノキューティのレース振りが最大の注目点。

　レースは大方の予想通りアイビーコウキの逃げをヒカリタイタンが直後を追走。ビゼンカガヤキとヤスノインディアンを間に挟んで注目のシゲノキューティで先行馬群を形成。僅かに遅れてマツノテンカオー、タエスキー、キャロルライデン、ユウキシャトル、オリオンザゲランの隊列でゴール前を通過。

　向正面前半でもまだ先行集団の隊列は変らずマツノテンカオーがやや前進。中盤で逃げたアイビーコウキが失速し替ってヒカリタイタンが先頭に立つもシゲノキューティの位置取りを変えず現在３番手。３コーナーでマツノテンカオーが先頭集団に取り付こうかというところでようやくシゲノキューティが先頭に並びかけ直線で先頭に立つと後は楽々と行った感じで重賞４勝目。マツノテンカオーは放されながらも２着は確保。鯱の門特別大差勝ちで今年の佐賀サラ４歳の強弱基準線的なキャロルライデンが後方から追い込んで３着。下級条件から連勝の８戦７勝で人気を集めたヒカリタイタンは４着で脚質・距離適性を考えるとそれ程悲観する程の結果では無いか。現状の佐賀サラ４歳上位４頭がそのまま入線した感じで結果としては極めて順当か。

　シゲノキューティはこれで10戦９勝で佐賀では無敗。もはや現４歳で完全に別格となっており次走は再び外へ敵を求めての１戦。当初は次走佐賀記念を予定で、強敵相手に積極的な挑戦の姿勢は佐賀にもようやく地方競馬全国交流時代を実感させる馬が出現した感じ。

　それにしても荒尾のヨシノメモリーとの直接対決が見てみたいものだが、それが佐賀や荒尾でなくても一向に構わないから実現しないものだろうか。もっとも、今後両馬とも全国交流路線を主戦場にするとしたも距離適性の違いから同じレースを使わない、という可能性も大きいが。


勝馬：シゲノキューティ

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血 統	シゲノキューティ 　96年03月19日生：栗毛	父：ラシアンボンド	父父：Danzig	調教師	真島　元徳（佐賀）
			父母：Somfas	馬主	池上　壽
		母：チヨウカイダンサー	母父：ダンサーズイメージ	生産者	山下　恭茂（北海道浦河町）
			母母：ケンタツキーガール	成績	10戦９勝

主な勝鞍
　栄城賞（99年佐賀）
　サガ・クイーン賞（99年佐賀）
　花吹雪賞（99年佐賀）
　ニューイヤーカップ（条件級重賞・99年佐賀）

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