九州地区交流第1回九州サラブレッドスプリント
56kg、牝馬1kg減

6月27日5回中津2日目9R・サラ系オープン・九州地区交流・1300m・曇・重

コースレコード:1.21.0(セイントケン 尾林 幸彦 H10・01/25)

賞金(万円)
1着:250 2着:75 3着:32.5 4着:25 5着:17.5 着外:
副賞
中津競馬組合管理者賞
全国公営競馬馬主連合会長賞


枠順
NAR公式HP掲載枠順
馬名 血統 性齢 斤量 騎手 調教師 前走 総成績
ケイワンベイブ
(荒尾)
父:アイシーグルーム
母:ケイワンマドリード
牝9 55 牧野 考光 和田 正美 高岳特設 9着 16・16・10・8
エステージェット
(中津)
父:ランズダーン
母:ゲートアレー
牡10 56 安東 章  辻  三郎 耶馬溪賞 3着 15・12・5・68
ミルラブリー
(中津)
父:ミルジヨージ
母:ノーザンライブリー
牡8 56 有馬 澄男 矢野 久美 耶馬溪賞 4着 9・9・7・37
ボーイフレンド
(佐賀)
父:ラツキーソブリン
母:ニツトウカラード
牡5 56 永尾 正則 山田 勇  A2平場 2着 11・8・3・11
エアジャスティス
(佐賀)
父:サンデーサイレンス
母:メルドスポート
牡8 56 笠田 敏勝 大島 静夫 天山賞 10着 4・4・1・33
ヘイセイパワー
(中津)
父:キヤタオラ
母:ソロナゲイ
牡10 56 高山 伸一 小林 弘幸 耶馬溪賞 1着 26・14・7・25
スターアタック
(佐賀)
父:アジュディケーティング
母:ゴールデンリリー
牡7 56 亀井 洋司 飯島美智雄 A2平場 5着 3・6・2・23
マーブルリヴァ−
(荒尾)
父:リヴリア
母:マーブルテースト
牡7 56 吉井 浩和 平山 良一 高岳特設 5着 3・5・4・54
トモエムール
(中津)
父:ラシアンボンド
母:レディモアー
牡8 56 石川 浩文
尾林 幸彦
矢野 久美 耶馬溪賞 5着 24・8・7・20


結果
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主 タイム 着差 単勝 複勝
スターアタック 牡7 56 亀井 洋司 飯島美智雄 川添 利夫 1.22.0 -- 8 14
ボーイフレンド 牡5 56 永尾 正則 山田 勇  曾我 雅  1.22.3 11/2 44 40
エアジャスティス 牡8 56 笠田 敏勝 大島 静夫 池田 貞次 1.22.4 1/2 3 6
ヘイセイパワー 牡10 56 高山 伸一 小林 弘幸 加藤 勝秀 1.23.3 26 28
マーブルリヴァー 牡7 56 吉井 浩和 平山 良一 安田 光則 1.23.4 1/2 2 6
ケイワンベイブ 牝9 55 牧野 考光 和田 正美 境  敏久 1.23.6 8 5
トモエムール 牡8 56 尾林 幸彦 矢野 久美 土肥 俊彦 1.23.7 1 5
エステージェット 牡10 56 安東 章  辻  三郎 添田 信子 1.24.5 2 20
ミルラブリー 牡8 56 有馬 澄男 矢野 久美 林  時春 1.25.1 1 4
【騎手変更】9号馬トモエムール号の騎手石川浩文は病気の為尾林幸彦に変更。


  単勝 複勝 枠連複 枠連単 馬連複
配当金 7番:880円 7番:200円 4番:130円 5番:360円 4−7:560円 7−4:2890円 未導入
投票総数 95 128 35178 46909
的中総数 8 14 40 6 4691 1199
人気順 4番人気 4番人気 1番人気 5番人気 2番人気 12番人気


売得金
本年 8,231,000円
昨年   新設競走
対昨年比 --%


 この日の前後は九州北部地方は大雨に見舞われたがこの日はなんとか曇の天候。
今年度からの九州地区交流戦大幅増強によって創設された九州サラブレッドスプリントは佐賀3頭・荒尾2頭・地元中津4頭の9頭によって争われた。

 人気を集めたのは佐賀ジュニアチャンピオン馬ボーイフレンド。クラスが上がってからは2000m戦ばかりの出走となってしまったが、3走前久々の1400m戦ではビークァイエットらを下しての勝利。地元では短距離の重賞が無いためここ目標の調整で陣営からはかなり強気のコメントがでていた。

 先行争いは予想通りボーイフレンドが抜け出しにかかるが先行各馬も激しく追走。ゴール前通過時にはなんとかボーイフレンドが先頭に立ったものの差はほとんど無くケイワンベイブとスターアタックがこれを追い、エステージェット、ヘイセイパワーあたりまで先行争い。中段にエアジャスティス、マーブルリヴァー、トモエムールがつけてやや離れてシンガリにミルラブリー。

 ボーイフレンドは先頭は確保したものの向正面ではスターアタックが併走。この2頭で後続のエアジャスティス、ヘイセイパワー、ケイワンベイブあたりを引き離して2頭のマッチレースになるかと思われたが3コーナーでは後続との差がやや無くなってくる。依然ボーイフレンドが先頭ではあるが外からスターアタックが併走し直線に入って先頭はスターアタックへ。内からエアジャスティスもボーイフレンドに並びかけるがこれはボーイフレンドがなんとか押さえこむが2着確保が精一杯。結局終始ボーイフレンドをマークしたスターアタックが優勝し、亀井騎手は重賞初制覇。

 勝ったスターアタックはJRA3勝後佐賀に転入。天山賞編入のため初戦の5着が最高だったがA2戦の1400mとなった近3走は5・5・2着。連闘で臨んだこのレースで地方競馬初勝利を重賞で飾った。ボーイフレンドは終始楽な逃げに持ち込めなかったのが敗因。小回りコースを意識しすぎたか。能力的には取りこぼしの部類だと思われるが。エアジャスティスは近走不振も相手関係に恵まれたか。現状ではこのまま中津に残った方がよいような気もする。地元最先着馬ヘイセイパワーは対抗格の評価で人気を集めたがこの勝ち時計ではさすがに苦しいか。転入時B級上位で中津1300m未経験だったのも敗因。次走佐賀記念に登録があるようだが他地区枠の関係で出走は微妙か。中津3走目のミルラブリーは終始ついていけずに最下位。戦績的に1300m戦は全くの不向きだろう。

 中津単独発売で250万円の破格の1着賞金となったこのレースだが売り上げも800万円超を記録(それでも1着賞金分の控除金も出てないが)。場外発売の体制が間に合わなかったのが非常に残念、といった感じ。ただこのレースの施行時期としては秋に中・長距離の3県交流が連続することもあり秋のサラブレッドGPと施行時期を入れ替えて佐賀記念への明確なステップレースとしてはと思うが。

スターアタック
勝馬:スターアタック(7号馬)



スターアタック
 93年04月19日生:青鹿毛
父:アジュディケーティング 父父:Danzig 調教師 真島 元徳(佐賀)
父母:Resolver 馬主 川添 利夫
母:ゴールデンリリー 母父:ダンサーズイメージ 生産者 奥山 喜義(北海道新冠町)
母母:ミスパンジー 成績 35戦4勝
主な勝鞍
 九州サラブレッドスプリント(99年中津)


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