2005-05-22

栄城賞覚え書き

ダンシングスキー(1着)…スタート後ダッシュを掛けてハナへ立ち、そのまま逃げ切り勝ち。3歳九州交流路線が敷かれてから初めて九州皐月賞敗退→栄城賞1着となったが、やはり九州皐月賞は不利があったので度外視ということか。また、昨年度新設重賞の飛燕賞勝馬が初回から栄城賞を制した訳だが、今後は飛燕賞→栄城賞の繋がりが強くなり、九州皐月賞は裏路線的位置付けになるのではなかろうか。なお、ダンシングスキーはこの後はジャパンダートダービーへ登録予定だが、今年は名古屋優駿が無いだけに、他地区枠へ入れるかどうかの見通しが現状ではやや立て難いか。

カンモンカイキョウ(2着)…明け3歳後にいま1つの成績、飛燕賞以来の出走、鮫島→川野への乗り替わり、馬体重-13kgと様々な要因があるにせよ、ここまで人気落ちとは少々意外。追い込んで1馬身届かずだが、自力の強さは示した。体調良化が進めば今後の巻き返しもあるだろう。

ギオンスピード(3着)…現時点でこの世代唯一のB2級勝馬。例年、そういう戦績の馬はこのあたりの着順を確保してるので、まずは順当なところに落ち着いているという感じ。

ナムラローラレイ(4着)…出走メンバーのレベルに疑問符の付いたル・プランタン賞の勝馬だが、なんだかんだ言われても掲示板を確保したのだから重賞勝馬としての責任は果たした。

タマノダイキ(7着)…前走と同じく2番手集団に付けていたが、3〜4コーナーでは既に勝負圏外。上川厩舎というのはどうも「新馬・休み明け・転入初戦で好走。以後段々とお釣りが減っていく」というイメージがあるが、昨年8月からここまで毎月1走のペースで出走しており、そろそろ不調期に入ってしまった可能性も?

ユーワマグナム(9着)…4連勝で鯱の門特別を制してここに臨んだが、4連勝の中身は2月から3歳平場を3つと軽いところを勝ち進んできただけに、このメンバーに入るとクラスの壁があったか。



 馬単でカンモンカイキョウ→ダンシングスキーは持ってるのに、カンモンカイキョウから馬複で3点流したのにはダンシングスキーはヌケ。どうにも「今まで九州皐月賞敗退組は栄城賞勝って無い」ってデータに縛られすぎました。大体、皐月賞終了時点で「ダンシングスキーは今回不利があったんで、ノーカンという扱いで」って言ってたんだから、ダンシングスキーは九州皐月賞に出ていないものとして扱えば馬複取れてるのにな。そもそも、オッズ見ないで前売で馬券買ってたので、装鞍所のモニターでオッズ見るまで、まさかカンモンカイキョウがそこまで人気無いとは思わなかった。こんなに付けるって知ってりゃもうちょっと手広く流していたのに_| ̄|○



更新時刻:2005-05-22 - 20:03:00 - カテゴリ:02a:九州競馬 - 作成者:Tien ()

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