そんなわけで九州王冠ですよ。結論から言えば、メンバーが発表になった時点で懸念された通りのつまらないレース。でした。このメンツでトウショウゼウス陣営がスポーツ紙や専門紙のコメントで「2番手から」って言ってしまったらもうレースが面白くなる要素なんてカケラも残らんでしょう。
(↑この写真、ラチにピントが行っちゃってるよなぁ_| ̄|○)
結局のところ、簡単にハナを奪ったテイエムデウスが、フジヤマロバリーなりダイキチムスメが上がってくるのを待つだけ待って、いざ上がってきたってところで勝ち切る分だけ抜け出した、と。着差はそんなに付いてないけど、多分テイエムデウスは力全部は出し切ってないよこのレース。ダイキチムスメが最後詰め寄ったというよりは、テイエムデウスが無駄な着差を付けなかった感じで、あれが最後差し切られたりする可能性はなかったし、後ろから来てる馬がもっと強いのだったら3角か4角発進で早めにもっと引き離して、結局逃げ切り勝ち、と。
じゃぁいわゆる「着差以上に強い勝ち方」だったのかといえば、これもまた全然そんな風には見えなかったというのが今回のメンバーのヌルさ加減で、佐賀からベルガモットシール(余談だが、うちのPCの日本語変換は何度やっても第1候補が”ベルがもっとシール”になるので困ったもの)あたりが出て、テイエムデウスの出鼻をガチで叩いたら、今度はその馬がそのまま逃げ切る感が濃厚なレースに見えましたです。
で、テイエムデウスの吉野ヶ里記念参戦ですが、どうやらその意志はあるみたいでしたが、正直今回のレースは吉野ヶ里本戦の検討をするにあたっては、佐賀勢がいないので比較対象も何もないし、レース自体もヌルいレースだったので、何にも参考にならないレースだったとしか言い様が無いかと。吉野ヶ里記念に佐賀勢のどっからどこまでが出て来るのかはわかんないけど、メンバーが薄めになったら3着ぐらいまであるかも、それなりに揃えば掲示板あたりが妥当では?という感じで、この評価だって九州王冠の前と後で何にも変わっちゃいないわけで、要するに今回は
賞金が100万円になった大阿蘇賞だか通潤橋SCだかみたいな認識でいいかと。
んで、九州王冠の売上、888万。同日が帝王賞で他場に(メインだけでも)売ってもらえる可能性が無い日程の上に、こんなメンバーで売上が何千万もあったら逆にビックリするよっ!みたいなメンツだから仕方ないけど、いくらなんでもこれじゃぁなぁ…個人的には本当に馬単05→01,10を遊びで100円しか買ってなくて、オッズ見て”あと1点買うんだったら05→07だろうけど、別にどうでもいいや”と思いつつ、本当に05→07。普段なら後1点で買えてたのになぁ…とか悔しがりそうなもんだけど、本当にそんなのどうでもいいとしか思えなかったし。大方、他の人たちもそんな感じで馬券を買おうってあんまり思わなかったってのがこの売上額だったんじゃないのかねぇ。
とは言ったものの、帝王賞はともかく九州王冠の方は見に行けなくて残念だとはとても思えないメンツでしたね・・・。結局帝王賞の方はD-netで買いましたけど、九州王冠については買おうという気すら・・・。
佐賀本場とかでは九州王冠よりも帝王賞にヤマノブリザードが出てた大井ナイターの方に客が流れたような気もする。3連単もありますしね。