たんぽぽ賞
(指定交流)

56kg、牝馬1kg減

02月22日16回中津3日目・サラ系4歳九州産馬、JRA500万下、地方オープン・1300m・晴・良

コースレコード:1.21.0(セイントケン 尾林 幸彦 H10・01/25)



賞金(万円)
1着:800 2着:280 3着:160 4着:120 5着:80
副賞
日本中央競馬会理事長賞
日本馬主協会連合会長奨励賞
九州軽種馬生産団体連絡協議会会長賞
鹿児島県知事賞
中津競馬組合管理者賞


枠順
枠番 馬番 馬名 血統 性齢 斤量 騎手 調教師 前走 総成績
マーキング
(宮崎産)
父:マークオブディスティンクション
母:イチカツセレナード
牡4 56 吉田 順治 東  美義
(佐賀)
ノカイドウ特別 1着 3・0・0・2
(1・0・0・0)
カシノアクティヴ
(鹿児島産)
父:マークオブディスティンクション
母:ブラボーコール
牝4 53 ▲森田 直哉 須貝 彦三
(JRA・栗東)
ミヤマキリシマ特別 3着 0・0・1・1
(0・0・1・1)
オカノヒラメキ
(鹿児島産)
父:ハクヨウコマンド
母:ラツキーターゲット
牝4 55 安東 章  高田 豊治
(中津)
ミヤマキリシマ特別 9着 1・4・0・4
(1・4・0・4)
スーパーハイテン
(鹿児島産)
父:ホクトフラツグ
母:ホリノエルザー
牡4 56 大澤 信夫 高橋 道雄
(新潟)
4歳 3着 2・3・2・1
当地初出走
ティキングハート
(鹿児島産)
父:マークオブディスティンクション
母:ケンセイメゴ
牝4 55 尾林 幸彦 杉本 和之
(中津)
ミヤマキリシマ特別 2着 1・3・1・4
(0・1・0・0)
カノヤワカワシ
(鹿児島産)
父:マークオブディスティンクション
母:ユーセイコー
牡4 56 土肥 幸広 坂口 正則
(JRA・栗東)
4歳未勝利 8着 0・0・3・5
当地初出走
コウエイリード
(宮崎産)
父:マークオブディスティンクション
母:トーカイマサリ
牝4 55 石川 浩文 九日 俊光
(佐賀)
ノカイドウ特別 2着 1・1・1・3
(0・1・0・0)
ヤマニンベスト
(鹿児島産)
父:ヤマニンボールド
母:シヤークスズラン
牝4 55 原田 聖二 福島 信晴
(JRA・栗東)
紅梅S 11着 1・0・0・6
当地初出走
エイダイキング
(鹿児島産)
父:ヤマニンボールド
母:スーパージヤケット
牡4 56 高山 伸一 村山 二男
(中津)
サラ系C1 7着 2・0・0・8
(1・0・0・2)
10 レインボープライズ
(宮崎産)
父:マークオブディスティンクション
母:サンユウコマチ
牝4 55 内山 正博 須貝 彦三
(JRA・栗東)
ミヤマキリシマ特別 1着 1・0・1・1
(1・0・1・0)


結果
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主 タイム 着差 単勝 複勝
カノヤワカワシ 牡4 56 土肥 幸広 坂口 正則 神田 薫  1.25.1 -- 11 16
10 レインボープライズ 牡4 56 内山 正博 須貝 彦三 堀脇 操  1.25.1 63 22
カシノアクティヴ 牝4 53 ▲森田 直哉 須貝 彦三 柏木 務  1.25.6 21/2 110 27
ティキングハート 牝4 55 尾林 幸彦 杉本 和之 杉安浩一朗 1.25.7 1/2 100 66
スーパーハイテン 牡4 56 大澤 信夫 高橋 道雄 新保 松二 1.25.7 81 251
コウエイリード 牝4 55 石川 浩文 九日 俊光 伊東 政清 1.26.5 28 60
マーキング 牡4 56 吉田 順治 東  美義 平田 一雄 1.27.2 41 29
ヤマニンベスト 牝4 55 原田 聖二 福島 信晴 吉永 清人 1.27.6 61 13
オカノヒラメキ 牝4 55 安東 章  高田 豊治 岡田 一彦 1.28.3 4 1
10 エイダイキング 牡4 56 高山 伸一 村山 二男 新保 松二 1.28.4 4 3


  単勝 複勝 枠連複 枠連単
配当金 6番:3380円 6番:730円 10番:550円 2番:460円 6−8:6850円 6→8:18960円
投票総数 503 488 30154 36735
的中総数 11 16 22 27 325 143
人気順 8番人気 7番人気 6番人気 5番人気 17番人気 34番人気


売得金
本年 6,788,000円
昨年 佐賀施行
対昨年比 ----%


 今年で地方移設3年目となるたんぽぽ賞は初の中津開催。出走枠の振り分けは優先出走権2:JRA4:中津2:他地区2だが、JRA枠が4頭に満たなかったため、中津枠が1つ拡大された。

 ティキングハートが好スタートからハナを伺うがコウエイリードが猛然と先頭争いに加わりハナを奪う。その2頭につれてヤマニンベスト、カノヤワカワシ、レインボープライズ。マーキング、カシノアクティヴがそれぞれ間隔を取って追走。後方集団にエイダイキング、スーパーハイテン、オカノヒラメキの隊列でゴール前通過。

 2コーナーで先行する2頭が後続を引き離し逃げるが向正面でレインボープライズが追走して2頭に接近。このあたりでスーパーハイテンはまだ7・8番手の位置でエイダイキング、オカノヒラメキの中津勢2頭が大きく離され最後方。

 3〜4コーナーでもコウエイリードが先頭で2番手をティキングハートとレインボープライズの争いでさらにその後ろにカノヤワカワシが接近。直線に入ってコウエイリードを交わしたレインボープライズが先頭に立ち、ティキングハートはレインボープライスに追走までというところになりレインボープライズの勝利かと思われたがその外からカノヤワカワシが迫り一気に交わして優勝。3着には前走同様いつのまにか上昇してきたカシノアクティヴが入りティキングハートはスーパーハイテンをなんとか抑えこみ4着。

 カノヤワカワシは芝のデビュー戦を12着大敗後ダート戦を3連続3着。しかしその後は不振続きで休養に入り、2月の未勝利戦を叩いてここに参戦だが近走成績から全くの人気薄で連単万馬券の波乱となった。今回はティキングハートの先行争いを見て仕掛けたレインボープライズが動いてから仕掛けていった作戦が功を奏した格好で、結果絶妙な位置での差し切りとなり土肥騎手の作戦勝ち。なお地方移管後のたんぽぽ賞はJRA勢初勝利。

 レインボープライズは相手はティキングハートとみて仕掛けて振り切ったがその後勝馬に一気に来られる。競り合う展開になればまだしも交わされたところがゴールでは・・・。カシノアクティヴは前走同様の戦法にでたが共に勝負圏内には届かない時点での追いあげ。ティキングハートは逃げ戦法に出たがハナに立てず終始コウエイリードとの先行争いで直線は余力無し。結果論だが作戦失敗。スーパーハイテンは成績的にはもっと走ってもおかしくないが初コース・1ヶ月半のレースというのが災いしたか。マーキングは今回ハナにも立てず惨敗だがノカイドウ・ミヤマキリシマの2戦のレベル比較からいうとこんなものかも。ヤマニンベストは荒尾時代の成績から比較しても力的にミヤマキリシマ5着のニホンピロハンター以下は明らかでここでは通用せず。エイダイキング、オカノヒラメキの中津勢2頭は全く勝負にならず。


 中津としては恐らく初めての全国交流競走の実施で賞金も800万の史上最高賞金レース。結果としてはもしティキングハートがいなければ地元勢総壊滅に終わっていたところで、中津の現状ではやはり厳しいものがあるがこの結果を落胆することなく今後の交流競走への挑戦の糧にしてほしいところ。ただレースそのものは直近の転入馬とはいえ地元所属の有力馬を擁し、遠方(新潟)からの参戦もあり全国交流の面目を保ち、売上は前日の日曜メインを上回り平日月曜としては破格のもので昨年秋シーズンの重賞クラスを記録し、興行的には成功と言えよう。

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カノヤワカワシ
 96年04月10日生:鹿毛
父:マークオブディスティンクション 父父:Known Fact 調教師 坂口 正則(JRA・栗東)
父母:Ghislaine 馬主 神田 薫 
母:ユーセイコー 母父:メンデス 生産者 朝日ファーム(鹿児島県)
母母:ミスサチモ 成績 9戦1勝
主な勝鞍
 たんぽぽ賞(条件交流地方重賞・99年中津)


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