2006-12-31

肥後の国GP

第1回肥後の国グランプリ 勝馬:テイエムハエドー
肥後の国GP

 シゲルスグレモノが逃げ態勢に入ろうかというところで、ダイキチムスメがハナを奪うとそのまま大逃走。こんな逃げで最後まで持つわきゃないので、実際にはシゲルスグレモノが逃げて、フジエスミリオーネとツルギデンカが後続な態勢と同様な状態。その後ろには1周目G前で最後方だったテイエムハエドーが上がってきていた。

 ダイキチムスメが後続に捕まる頃にはシゲルスグレモノも後退加減(=個人的な馬券はほぼ終了)で、フジエスミリオーネ→ツルギデンカの隊列を追うテイエムハエドーの形で直線へ。フジエスミリオーネが粘っているがツルギデンカが交わせるかも(とすれば、馬券は押さえが引っ掛かってくれたのだが…)という感じになるも、結局の所さらに外からテイエムハエドーが交わして優勝。向正面でツルギデンカの後ろまで上がった時点で、フジエスミリオーネ・ツルギデンカが位置取りを上げたので、再度前とは離されたのを追いかけていたので、結局のところ1周目G前からの超ロングスパートといったレース運び。

 テイエムハエドーは前走B2特別勝ちからの希望投票で出走して、荒尾転入4戦目(とはいえ、JRA時代のキャリア8戦中、荒尾で4回走ってるので、荒尾では都合8戦目)での重賞制覇。荒尾での古馬重賞を3歳(旧4歳)馬が制したのは、(霧島賞を除けば)アラブ大賞典をグレートマルゼンが勝った時以来か?(もっとも、グレートマルゼンの時は5月時点なんで衝撃度は全然違うんだけども)。

 テイエムハエドーの今後は霧島賞が大目標で、むしろ霧島賞の出走権を掴むため(の番組賞金加算)にここに挑戦してきたとのこと。こういう脚質のなので距離は伸びた方がいい、ということではあるが、霧島賞は1500mというのが難しいところか。なお、テイエムデウスは肥後の国GPを使おうと思えば使える状態ではあったとのことで、どうやら休養的な意味合いの回避らしく、佐賀記念は使わないそうです。

更新時刻:2006-12-31 - 23:59:00 - カテゴリ:02a:九州競馬 - 作成者:Tien ()

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