2014-10-29

エスワンプリンスJBCスプリント出走へ

 26日(九州ジュニアチャンピオン当日)に、エスワンプリンスのJBCスプリント出走について、手島調教師にお話を伺ってきました。

 登録締切の数日前に、佐賀の番組編成を通じて岩手から「出走を確約することはできないが、登録してくれないか」と依頼がありました。その時点では以前話していたように(注:後述の当初予定ローテーション)、JBCは全く頭になかったのですが、馬主さんや生産牧場さんに相談したしたところ、馬主さんはどっちでもいいということでしたが、生産牧場さんが「今まで出たことがなかったので、是非出てみたい」との事でした。

 笠松が大目標なのは変わりませんが、佐賀での前走(国見岳特別)から直行だと50日開いてしまうので、出走を決めました。(JBCから)笠松まで3週間という日程でなかったらやはり出走は考えませんでしたね。

 これまで強いところにはぶつけないように使ってきましたが、行こうと思ってもなかなかいけるもんじゃないレースに向こうから来てほしいと言われたのも名誉なことですし、今後の1400メートルにも繋がると思うので、今回は勉強しに行って来ます。JRAの出走馬を見ると掲示板は遙か彼方の景色ですが、大きな山にぶつかるつもりでやってみます。


 とのことで、もう馬運車や騎手のチケットの手配も完了してるとのことです。

 主催者側から登録の依頼があったというのは、以前頼本盛行調教師との話の中で、「タニノウィンザーが九州記念を勝ったら、直後に大井からJBCに出ませんか?と電話があった」という事を聞いたことがある(詳細)ので、出走馬集めの一環でそういう営業を各地の有力馬にやっているのでしょうね。

 ちなみにエスワンプリンスの当初のローテーションは、7月の習志野スプリントの直後に休養入りし、9月に復帰戦(烏帽子岳特別1400m。ただ、1400mを狙った訳ではなく、この「時期」に使うつもりがたまたま1400mが組まれていたとのこと)を使って、1ヶ月後にもう1戦、その1ヶ月後に笠松GPの予定だったのだが、10月のレースが2000m(雷山賞)になってしまい、(烏帽子岳特別のレース直後に)鮫島騎手に「2000mはきついでしょう」と言われたため、その前後の開催に1800mがあればそちらへ変更、でした。あ、8月にサマーchへの選定→辞退がありましたが、あれは佐賀の組合が一旦A級の在籍馬を全馬登録対象にしてしまったために載ってしまっただけ(実際に、最初の発表時点では選定4頭、補欠23頭でした)で、当初から使うつもりは全くなかったそうです。

 で、その「雷山賞の前後の開催の1800m」というのが実際には前開催の国見岳特別しかなく(後開催は九州大賞典2500m)、そちらを使って笠松直行になるはずでしたが、それだと国見岳特別から笠松グランプリまで50日開くので、JBCを使うことになったようです。もし、雷山賞が1800m以下だったら(あるいは九州大賞典の開催にエスワンプリンスが出られる1800m以下戦があったら)、JBC出走は無かったのかもしれませんね。

・当初の予定
  9月下旬に復帰→10月下旬に1戦(→10月下旬の雷山賞が2000mなので、その前後に切替)→11月27日笠松グランプリ

・実際の出走(予定)
  9月20日烏帽子岳特別(1400m)→10月5日国見岳特別(1800m)→11月3日JBCスプリント(1200m)→11月27日笠松グランプリ(1400m)

更新時刻:2014-10-29 - 14:37:51 - カテゴリ:02a:九州競馬 - 作成者:Tien ()

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