ダンツフレームの能検。見に行こうかとは思ってたけど、結局行けなかった。月曜日は３連勤の真っ只中なので、ちょっと動きにくい。

　というか、そもそもダンツフレーム自体が１戦したら浦和行きが報道されてるから、そもそも見に行こうというモチベーションが低いのですよ。せめて（他場遠征とかしなくても）年内程度は滞在する予定ってんなら随分違うんだけど。

　仮に、今日の能検を見に行ってたとしたら、見たかった馬はダンツフレームじゃなくてバンブーマリアッチの方（出走日程とどうも合わなくて、まだ１度も見てないので）

　１走したら転出。というのは各場の転入ルールがある以上、それ自体は否定するものではないのだが、JRA未勝利→地方で１勝→JRA再入のケースを含めて、この手の馬を預かる方々のモチベーションというのはどうなんだろうか？

　どうせ１走or１勝すればいなくなるんだから…というネガティブさ、その１走or１勝を責任を持ってキッチリつけて送り出すポジティブさの両方ともあるだろう（その差異は、個人個人の考え方の違いに由来するので、”一般的にこうである”という定義付けは無理だろうが）。ぶっちゃけ”目先の１走の手当なり預託料なりが入るなら、今の状況じゃ背に腹は変えられん”という事も多いだろうし。

　管理部門の外から眺める分には、その手の”１走のみ馬”がもたらす成績自体には、後に繋がるものが何もない。仮に、ダンツフレームが本戦出走して不滅のレコードを叩き出したとしても、それが”全体としての荒尾所属馬”のレベルアップを指し示すものとは言えない。さらに、後に転出先で大成したとしても、果たして後になって荒尾所属歴をアピールしてくれるかどうかも疑問（記事で読んだだけの知識だが、ワカオライデンはJRAから笠松に移るにあたって、今回のダンツフレーム同様、転入規定の関係でJRAから金沢に移って１戦した後、笠松転入したそうな。けど、ワカオライデンの事が今語られるにしても、金沢時代の事に触れる事は無いわけで…）。

　ということで、”１走のみ馬”に関しては、競走成績自体はどうでもいいから、せめて管理部門の人の経験値の蓄積になってくれればそれでいいのではないか。と思ってはいるんだが。