栄城賞は馬券的にはミスエリエールから無理矢理狙って壊滅したので、来週の福山行きは(火水の荒尾でよっぽどのマグレ当りでも起らない限り)ほぼ無くなりました。といっても、今の勤務&締切体系じゃ福山までの遠出はそもそも時間・体力的に無理。でもあるのだが(っていうか、10日締切の原稿が1本あるし)。
そういや、栄城賞の牝馬の勝利は'03年のザペキンハート以来…「栄城賞に高知からの出走があった年は、吉田順治騎乗の牝馬が勝つ。ちぃ覚えた。」(たった2の2で何を言ってますか(笑))。というか、栄城賞が牡馬優勢になったのってほんのここ4・5年ぐらいの傾向で、それ以前は牡6:牝4ぐらいの割でだいたい互角の勝負なんだよね。
フサイチサガントス。
そういや昔、
サガンティーノという馬もいましたな。(「サガンティーノ」というのはサガン鳥栖サポーターの総称。でいいのかな?)最終的に荒尾所属だったのは覚えていたけど、改めて成績を見てみたら、こんな名前なのに
佐賀に所属してないのな、この馬(但し、佐賀の厩舎に所属したが未出走で転出、という可能性はあるが)。
冠名&クラブ名(の愛称部分)というのもJリーグの設立当初の頃は時折見掛けたので、まぁこの命名パターン自体はそう目新しいものでもないのだが、ちゃんとクラブ自体と繋がりを持ったってのは初めてなんだろうな。しかし、今回の命名で現時点で一番得をしたのはサガン鳥栖のクラブそのものでしょうな(ある意味、何にもしないで向こうから広報材料&年間招待シート枠が転がり込んで来た訳だし)。
個人的には前々から「同じ鳥栖市に本拠を置くプロスポーツ組織なんだから、佐賀県競馬組合とサガン鳥栖はもっと連携できる部分があるはず」と言っていたので(”とりあえず佐賀競馬場場内の観客エリアにサガンのポスターとか貼るべし”というのは昨シーズンあたりから実現されてます)、これで佐賀競馬とサガン鳥栖のお客の相互乗入れが進めば尚よし。鳥栖ぐらいの規模の街で競馬場とプロレベルのサッカークラブを擁する所って(日本では)他にあるのかな?
「サッカーに興味がないからフサイチサガントスという馬名はイヤだ」という方にはただ一言
”これを機会にサガン鳥栖にも興味を持って下さい”と。但し、自分の地元にもっと身近なクラブがあれば(アビスパとかロッソとかVファーレンとか、あるいは県リーグのチームでも)そっちを優先してもらっても結構です(笑)。
命名発表のトークショー後の出席者の退場時に、サガンのメンバーに”次の札幌戦、絶対に勝ってくれよ”と声を掛けていたサポの方と、例えば中島記念の表彰後に”佐賀記念も勝ってくれよ”と声を掛ける佐賀競馬ファンとでは、”想いの心根”という部分に何の違いも無いと思うんだよね。